椎名林檎さんのニューアルバムについてくるオリジナルグッズをめぐって大炎上、批判のこえが 殺到しています。
一体何は起こっているのでしょうか?
炎上の原因はアルバム付属グッズ
11月30日発売の椎名林檎さんのリミックスアルバム『百薬の長』のストア限定盤についてくるオリジナルグッズは3つあります。
・夢語りマスク(マスク+マスクケース)
・これっポーチ
・諸々券ケース
炎上しているのは、この3つの中で『諸々券ケース』です。

この『諸々券ケース』、『ヘルプマーク』と激似です。

『ヘルプマーク』は外見では分からなくても、義足や人工関節を使用している人、内部障害や難病、妊娠初期の人、なんらかの健康不安を抱える人たちにとっては大切な命綱であり、お守りです。
なぜこのような紛らわしくて、しかも人の命に関わるかもしれないグッズを作ったのでしょうか。
ネットでも批判の声が上がっています・
法律違反の可能性も!
今回のこの騒動ですが、法律違反の可能性も出てきています。
赤い十字のマークは「戦地や紛争地で活動する救護員やその施設を攻撃から守るためのマーク」であり、赤十字マークを掲げている人や施設を攻撃してはいけないとジュネーブ条約で定められているのです。そして日本でも、赤十字社など定められた組織以外がこのマークを使うことを、「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律」で禁止しているのです。
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赤十字のマークを使用すると、「ジュネーブ条約」と「赤十字の表象及び名称等の使用の制限に関する法律」によって、法律違反の可能性も出てきます。
また、この法律には「6か月以下の懲役または30万円以下の罰金」という罰則もあります。
デザイナーは誰?
今のところ、デザインした人物は特定されていませんが、デザイナーである前に人間としてのモラルと見識が問われます。
また、こだわりが強く、自分の世界観を持っている、椎名林檎さんが、オリジナルグッズのデザインをデザイナーに丸投げするわけがなく、基本的なコンセプトは椎名林檎さんのものではないかと推測します。
ファンとしてはとても残念です。
ヘルプマーク激似グッズは炎上商法か?
ヘルプマーク激似グッズに対して、ネットでは炎上商法なのでは?という声があふれています。
今後の展開を予想
日本赤十字マークは、誰もが知っているマークであり、またその使用に関する法的な制約もぐぐればすぐにわかり「あ、これ使っちゃいけないやつだ」と分かるレベルです。
なのに、わざわざ赤十字マークを使用し、しかも人の命に関わる赤十字マークに似せて、世間の反感を煽って炎上させ、話題にのぼらせたことから、これは炎上商法ではないかとい言う声があがっています。
今後の展開としては、騒ぎを原因にグッズを取り下げて、新しいデザインに取り替え、散々話題をふりまいたところでアルバム発売、という筋書きが予想されます。
最初から、炎上は折込済みなのかもしれません。
今後の対応に注目です。


