赤信号無視で自動車事故を起こし、逆ギレして相手を恫喝、車のドアを蹴る動画が拡散されている、老舗くず餅『船橋屋』の渡辺雅司社長について、見ていきましょう。
まず、こちらが話題になっているドライブレコーダーに記録されていた事故動画です。
事故の経緯
事故は、渡辺社長の信号無視が原因だったとされています。
ドライバーがゆるい右カーブを走っていた時に、赤信号を無視した渡辺社長が運転する赤いベントレーがいきなり目の前に現れています。
その後、ベントレーから降りてきた渡辺社長は、「どっから来てんだよ!え?じゃねーだろが!この野郎が!」と怒鳴りつけ、「いや、でも青でしたよ。」とドライバーが説明すると、「青じゃねーから!俺がここ来てんだよ!おめーが左に!おい!」と逆切れ。
ドライバーが「すみません。」と言うと、「どっから入ってきてんだよ!ああーん?」と文句を言った次の瞬間にガッシャーンと大きな音がし、車のドアを蹴ったとされています。
実は、動画の初出は9月9日であり、今までのタイムラグがあることから、当初は隠蔽を測ろうとしていたのではないかとの憶測も呼んでいます。
また、社長がSEO業者を雇い、サジェスト対策で事故関連の情報を消す『火消し工作』を行っているとも言われています。
しかし、SNSを中心にあまりにも拡散されてしまい、批判が高まってきたことを受けて、『船橋屋』は謝罪文を出しました。
プロフィール

それでは、『船橋屋』社長のプロフィール を見ていくましょう。
名前:渡辺雅司(1964年生まれ)
出身校:麹町中学校・立教新座高等学校・立教大学経済学部
1986年 三和銀行(現・三菱UFJ銀行)に入社
1993年 家業の「元祖くず餅 船橋屋」に入社
2008年 八代目当主として社長に就任
家族構成
妻と子ども2人
奥様とは29歳の時に結婚されています。
子どもは女の子と男の子、2人。現在、娘さんは28歳、息子さんは24歳のようです。
次々とパワハラが明らかに!
今回の事故をきっかけに、『船橋屋』の元社員や関わったことのある人達からの、パワハラや蛮行の報告が相次いでいるようです。
日常的に社員を怒鳴り散らしていたり、業務中に怪我をして入院中だった社員を解雇したり、従業員に対する態度はあまり良くなさそうですね。
他にも「人を数としか見ていない冷たい会社。」「うんちくばっか語って金しか興味ないやつ。」と言った声があがっています。
また、従業員の強姦事件を揉み消したという情報もあります。
渡辺社長は、かなりの女好きのようで、しょちゅう合コンに参加したり、愛人は何人もいたという情報もあります。
会社の採用も、ほぼ顔で判断し可愛い子を入れているという呆れた声もあがっています。
香川照之に似てる!?
こちらも、最近銀座のクラブでのパワハラや暴行疑惑で話題になった香川照之さんですが、顔が似ていますね。
どちらも世襲制で、同じ江戸時代から続く家業を継ぐ、エリートですよね。
いわば、特権階級で生まれ育ち、いつのまにか奢り昂り、人としての道を踏み外してしまったのでしょうか。
パワハラ被害にあったらやるべき事
今回の『船橋屋』の件で、パワハラの実態が明らかになってきましたが、日本では、現在5人に1人がパワハラの被害に遭っている事が報告されています。
ただ、パワハラを受けていても自分に原因があると思い込むことで、自分を責めてしまったり、気づかないケースもあったり、会社はこんなものだと無理に受け入れてしまったりするケースも多くあると思うので、パワハラの被害は実際にはかなり多いと思われます。
もし、あなたが、パワハラを受けていると感じたら、次の事ををしてください。
1・どんな事をされたのか記録する。
いつ、どこで、誰が何を何のためにしたのか、できるだけ詳しくメモしておくのがいいでしょう。
スマートフォンの録音機能などで、録音しておくのも有効です。
2・周囲に相談する。
パワハラは我慢していても解決しないので、同僚や上司など周りの人に相談しましょう。
パワハラをしている人は、無自覚の場合が多いので、周囲の協力を得る事で、本人が気付き解決することもあります。
3・会社の窓口や人事担当者に相談する。
上司に相談できない場合は、人事部や車内相談窓口に相談しましょう。
会社の組織は相談者が不利益にならないよう、プライバシーの保護を求められています。
4・外部の相談窓口に相談しましょう。
社内に相談窓口がない場合や、社内では解決できない場合は、外部の相談窓口に相談しましょう。
全国の労働局、労働基準監督にある総合労働相談コーナーは、無料で相談を受けており、電話でも相談できます。
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/inquiry-counter厚生労働省『ハラスメント相談窓口情報』
まとめ
老舗『船橋屋』の八代目社長が起こした事故から、つぎつぎと明るみに出てきたパワハラ疑惑は、社長の傍若無人はふるまい。
現在の日本では、パワハラは社会的な問題となっており、個人の幸福度はもちろんのこと、日本の経済発展にも深く関わってくる大きなファクターであると言えます。
もしも、パワハラにあっている人がいたら、上記のような行動を起こして自分を大事にしてほしいと思います。(パワハラなのか、厳しめの指導なのかわかない、傷つく自分が悪いのかも、と思っている人も、周囲や専門機関に相談して客観的な意見を聞いてください。)
最後に、今後の『船橋屋』の対応に関しては、多くの人が注目をしているようです。
長く続いた商売も、奢り、慢心してしまえば、一瞬にて信頼を失ってしまうでしょう。
八代続いた老舗『船橋屋』、今後が気になるところです。