
松山ホステス殺人事件の容疑者として、時効成立直前に逮捕された福田和子。
逮捕のきっかけとなった福田和子の「あぶないあぶない」電話について見ていきましょう。
目次
福田和子「あぶないあぶない」電話とは?
福田和子の逃亡生活は15年に及んでいます。
日本各地を転々としていた福田和子ですが、逮捕される前は福井市に潜伏していました。その頃時効直前だった福田の事件はテレビで頻繁に取り上げられており、「福田が電話で話す肉声」も放送されていました。
福田和子がよく通っていたおでん屋の女将が、テレビから流れてきた福田の声を聞いて、怪しく思い通報したといいます。
その肉声がこちらです。
「私が捕まるのを楽しんでるんだろ?
「そんなドジはしない」
「もう切るよ。あぶないあぶない」
「あぶないあぶない」電話は愛人との会話

福田和子の「あぶないあぶない」電話は、愛人との会話であることがわかっています。
福田は、事件を起こした当時、2番目の夫と子供が2人いましたが、愛人もいたようです。
警察は福田の愛人に、捜査を協力を求めており電話を逆探知機しているとふんだ福田が、捜査を撹乱させるため、わざわざ京都まで出かけて行き、公衆電話からの電話をかけたといいます。
警察の裏をかいた行動だったわけです。
警察は、公衆電話の硬貨が落ちる速度で福田が関西にいると判断し操作に向かいました。
まとめ
福田和子は、大胆な行動と機転で操作の網をくぐり抜けて15年間逃亡していたわけですが、「あぶないあぶない」電話も、綿密な計画の上で実行したようですね。
しかし、結果的に音声がデータとして残ってしまったために逮捕されることになったことは誤算だったのかもしれません。
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