2022年2月14日、カナダ軍ととアメリカ軍が、カナダ北部で確認された飛行物体を共同で撃墜したと発表しました。
カナダのアナンダ国防相によると、撃墜した飛行物体は2月4日、アメリカに中国の偵察機と断定された気球に似ている可能性もあるとした上で、「もっと小型で円筒形である」と述べた。
撃墜された円筒形飛行物体は、今後回収され分析を進める予定だということです。
一体、この円筒形の飛行物体は何なのでしょうか?
実は、2月に入って謎の飛行物体が撃墜されたのは4度目です。
これまでに撃墜された4機の飛行物体と撃墜された場所などを見ていきましょう。

まず、4日に米サウスカロライナ州上空で中国の偵察用気球を米軍が撃墜、ついで10日、アラスカ州沖で上空に侵犯した飛行物体をバイデン大統領とトルドー首相が電話会談で撃墜を決め遂行。11日にカナダ・ユーコン準州上空でも撃墜。12日には米ミシガン州五大湖の1つ、ヒューロン湖上空で確認された飛行物体を撃墜しています。
【これまでに米軍が撃墜した飛行物体】(読売新聞オンライン参照)
- 撃墜の日付:2月4日
- 撃墜場所:米サウスカロライナ州沖
- 高度:1万8000〜2万メートル
- 大きさ:全長約60m、小型ジェット機程度
- 特徴:中国による偵察用気球と断定。
- 撃墜の日付:2月10日
- 撃墜場所:米アラスカ州沿岸
- 高度:約1万2000メートル
- 大きさ:小型車両程度
- 特徴:由来や目的は不明の物体
- 撃墜の日付:2月11日
- 撃墜場所:カナダ北部上空(発見は米アラスカ州上空)
- 高度:1万2000メートル
- 大きさ:小型
- 特徴:円筒形、由来や目的は不明
- 撃墜の日付:2月12日
- 撃墜場所:米ミシガン州・ヒューロン湖上空
- 高度:約6000メートル
- 大きさ:4日に撃墜した気球よりかなり小さい
- 特徴:由来や目的は不明
以上、これまでに撃墜された4機の飛行物体の詳細です。4日の気球型偵察機の撃墜以降、米軍が探知度を上げたために、他の3機が見つかったといいます。
4日に撃墜された気球型偵察機以外は詳細がわかっていません。記者会見でカナダのアナンド国防相が言及しているのは、11日に撃墜された「円筒形の飛行物体」についてですがやはり詳細はわかっていないようです。
北部北方軍を指揮するグレン・バンハーク空軍大将は10日〜12日までに撃墜した飛行物体について「飛行方法が不明だとし、気球と呼んでいないのには理由がある」と明らかにした上で次のように述べています。
どのように上空にとどまっていたのか、分類できない。構造物の中にあるガス気体か、ある種の推進装置かもしれない
ワイントン:ロイター
10日〜12日までに撃墜した飛行物体はどれも由来や目的など詳細はわかっていませんが、12日に撃墜された円筒形の飛行物体は、どうやって空に浮いているのかが謎のようです。円筒形の飛行物体について下記のような特徴があると記載されたツイートもありました。
UFO?飛行船?ネットで飛び交う憶測
不思議な飛行物体の出現に関してネットではさまざまな憶測が飛び交っています。
へー--。 カナダで撃墜した3個目の気球 円筒形だったんだってさ。 なんか中国共産党色んな種類の気球持ってんだな。
@CYXuAxfGlfFzZCT
円筒形という形状も含めて考えると、あえて分類するなら飛行船なのだろう。
@kuon_amata
これも、本当かどうかわからないね
重要な問題から国民の目を逸らすため のニュースかもしれない
UFOの開示が始まるか?
@hoshitukiyo13
- 中国の偵察機説
- 飛行船説
- 国民の目を逸らすためのニュース説
- UFO説
まとめ
謎の飛行物体の正体一体何なのでしょうか。
UFOでは?という意見もかなり見られましたが、「高度な地球外の文明と戦争を始めないで!」という意見が印象的でした。
今後もニュースから目が離せません。新しい情報が入りましたら追記します。


